こんにちは!大阪市福島区・海老江エリアのジュニアサッカー教室「NEXTサッカースクール」代表の古川愛基です。
毎週木曜日は、ピッチの上でのリアルな指導の気づきや、僕自身の反省・学びをありのままにお届けする「練習振り返り枠」です。
昨日の練習後、僕自身が指導者として深く考えさせられ、正直に言うと「何が正解なんだろう」と頭を抱えてしまう出来事がありました。
今日は、ある子どもが放った一言と、そこから感じた「声かけの難しさと本質」についてお話しさせてください。
■ 必死に向き合っている子への「頑張れ」は、逆効果なのか?
昨日のピッチで、自分の課題(苦手なプレーや新しい技術)に対して、悔しそうな表情を浮かべながらも必死に食らいついている子がいました。
額に汗をいっぱい流しながら、何とかしようと限界まで集中しているその姿を見て、僕は思わず背中を押すつもりでこう声をかけました。
「〇〇、頑張れ!いけるぞ!」
ですが、その直後、その子の口からポロッとこぼれた言葉に、僕はハッと胸を突かれました。
「……もう頑張ってるのに、これ以上『頑張れ』って言われても。」
その瞬間、僕の頭の中に強い衝撃が走りました。
■ 「もう100%出している子」を追い詰めていなかったか
大人はついつい、応援や励ましのつもりで簡単に「頑張れ!」という言葉を使ってしまいがちです。
ですが、すでに自分のキャパシティの限界まで頑張っている子や、課題と必死に戦っている子からすれば、その「頑張れ」は「今の頑張りじゃまだ認められないよ」「もっとやれ」とプレッシャーをかけているように聞こえてしまったのかもしれません。
「頑張れ」という言葉は、時に子どもの今の努力を否定してしまう刃にもなり得る。
子どものその言葉は、指導者としての僕の未熟さを教えてくれる、あまりにも本質的な一言でした。
その後、昨日の練習中はずっと「今、この子にかけるべき本当に正しい言葉は何なんだろう?」と迷いが生じ、声かけの一つひとつに自分自身が葛藤し続けていました。
■ 必要なのは「頑張れ」ではなく「見てるよ」という承認
昨晩ずっと考え抜き、僕の中で一つの答えに行き着きました。
必死に課題と向き合っている子に必要なのは、これ以上背中を無理に押す「頑張れ」ではなく、「君が必死に頑張っている姿を、ちゃんと見ているよ」という存在の承認なのだと。
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「今、難しいことに挑戦してるの、めっちゃ伝わってるよ」
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「さっきより足の出し方が良くなってる。見てるから大丈夫」
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「悔しいよな。一緒に乗り越えよう」
子どもがすでに全力で走っている時は、急かす言葉ではなく、「隣で同じ目線で立って伴走してくれる言葉」を渡してあげること。
指導者が一方的に正解を押し付けるのではなく、子どもの表情や心の揺れ動きにどこまで繊細に寄り添えるかが、本当の信頼関係をつくるのだと改めて痛感しました。
■ 子どもたちと一緒に、僕も成長し続けます
指導に「完璧な正解」なんてありません。
昨日子どもがくれた本音のパスを無駄にせず、僕自身も子どもたち一人ひとりの心の機微にもっと寄り添える指導者として、日々学び、進化していきたいと思います。
今日もピッチに立つ子どもたちの「今」を誰よりも見つめ、心を込めた言葉のパスを届けていきます!
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