こんにちは!大阪市福島区・海老江エリアのジュニアサッカー教室「NEXTサッカースクール」代表の古川愛基です。
毎週火曜日は、僕自身のこれまでのサッカー人生やそこでの学びをお届けするコラム枠です。前回の「興國高校編」に続き、今回からはいよいよ、日本中のトップレベルが集まる強豪・福岡大学サッカー部での挑戦についてお話しします。
高校を卒業して名門の門を叩いた僕ですが、最初に入部した時の印象は、とにかく「みんな身体がデカい!!」ということでした。190cmを超えるような大柄な先輩や同期がゴロゴロいて、その圧倒的な体格の差には驚かされました。
でも、不思議とビビる気持ちはありませんでした。 「この大きな相手に対しても、僕が中学・高校時代に必死に積み重ねてきた『1対1のドリブル』や『ドリブルからのシュート』は絶対に通用する」 ピッチに立つと、その感覚はすぐに確かな手応えへと変わっていきました。
ありがたいことに、僕は大学1年生の最初から一番上のAチームの練習に参加させてもらい、最初からすごく良い形で関わらせていただくことができました。
リーグ戦のデビューは、1年生の第2節。 後半からの途中出場だったのですが、試合に入ってすぐのファーストタッチでゴールでした。今振り返っても「本当に持っているな」と思うような劇的なスタートでした。
そこから順調に乗っていけると思っていましたし、その年の7月には夏の全国大会(総理大臣杯)にも、1年生ながら試合に出させてもらって、本当に貴重な経験を積ませてもらいました。
今振り返れば、1年生の僕を試合に使い続けてくれたのは、当時の自分の実力だけではなく、指導者の方々が僕の「将来に向けての期待」を込めて、チャンスを与えてくださっていたからなのだと痛感します。
しかし当時の僕は、そのことへの感謝やつながりに気づけず、ただただ「天狗」になっていました。どこか勘違いをして、毎日のサッカーに対する姿勢が少しずつ疎か(おろか)になってしまっていたのです。
その甘さを、高いレベルのピッチは見逃してくれませんでした。ここから、僕のサッカー人生で最も深い挫折の時期を迎えることになります。

■ Bチームの全国メンバー落選。「なぜですか」と泣いた日
夏の全国大会が過ぎ、秋から冬にかけて、僕のパフォーマンスは面白いほどに全て落ちていきました。
つい数ヶ月前まではAチームで全国大会のピッチに立っていたのに、気がつけばBチームへと降格。それだけにとどまらず、Bチームの全国大会のメンバーにすら入れないところまで、一気に落ちてしまったのです。
プライドは完全にへし折られ、悔しくて、悔しくて、僕は泣きながら当時のBチームの監督のところへ「なぜですか」と直接話しに聞きに行きました。
その時、監督から返ってきたのは、僕のサッカーへの向き合い方を根本から変える、本質的な問いでした。
「プレイヤーとして、お前はどちらを信用するか?」
監督は、当時同じポジションのライバルだった4年生を引き合いに出し、「あの4年生がチームに与える影響力と、お前がチームに与えている影響力の差」を、僕に真っ直ぐ伝えてくれました。
技術やその日のパフォーマンスがどうこうという話ではない。 「学年は関係ない。人として、チームに対してどういうことを発信できるのか、どういうことを伝えていけるのか。そこをやっていかないとダメだよな」と。
当時の僕は、ただ自分がシュートを決めた、ドリブルが通用した、という自分のこと(目先のパフォーマンス)しか見えていませんでした。チームのために何を発信できるかという「人間力」の重要性を、この時初めて突きつけられたのです。
高校時代に自分が試合に出られていた理由や、大切にしていた部分を改めて感じさせられる瞬間でもありました。
■ 4年後のゴールに矢印を向け続ける
その監督は、目先の調子に一喜一憂するのではなく、「お前は4年後にどうなりたいのか」という未来のゴールに対して、常に僕たちの矢印(ベクトル)を向けさせてくれる人でした。
「今のその一喜一憂も大切や。でも、自分が4年後にどうなっていきたいのか、そこにベクトルを向けながら日々の練習に取り組まないとプレイヤーとしても人としても成長しない。」と伝えられました。
その日を境に、僕は監督と何度も何度も話をさせてもらうようになりました。 いつも「今の自分はどうなのか」「プレイヤーとして、そして人として、どういう風にやっていきたいのか」を問いかけられ、深く考えさせられました。
目先の調子で天狗になったり落ち込んだりしていたちっぽけな自分がへし折られて、本当の意味で「自分を大きくしていく」きっかけをくれたのが、このドン底の1年目の冬であり、監督がくれた言葉でした。この出会いと対話の時間こそが、今の僕の大きな財産になっています。
僕がNEXTサッカースクールで子どもたちに伝えたいのは、まさにこの監督から教わったことです。
その日の練習で上手くできた・できなかったに一喜一憂するのもいいけれど、本当に大切なのは「これからどんな自分になっていきたいか」という未来への矢印です。
挨拶をすること、仲間に前向きな発信をすること、壁にぶつかった時に自分の気持ちを言葉にして対話すること。そうしたピッチ外での「人としての成長」が、最後にはサッカーの技術をも大きく育ててくれます。
挫折を知り、心のベクトルを未来に向けられるようになった僕だからこそ、お子さまが壁にぶつかった時に、誰よりもその気持ちをまず聞いてあげて、次のステップへ一緒に伴走できると確信しています。
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NEXTサッカースクールでは、随時無料体験レッスンを実施しています。 「今の環境で伸び悩んでいる」「壁にぶつかっている」というお子さま、ぜひ一度、海老江のグラウンドへ遊びに来てください! 技術の先にある「人としての成長」にどこよりも熱く、丁寧にコミットします。
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